ARIA The ORIGINATIONの放映が終わりました。（以下、ネタバレあり）

素晴らしい作品でした。未開の惑星をテラフォーミングし海外旅行感覚で恒星間航行を行うほど科学技術の発達した未来に、人々があんなふうに素朴に、そして平和で友愛に満ちた生活を営んでいる。人間は本当にそんな未来を勝ち取れるのでしょうか。この作品には、そんなことを幾度となく考えさせられました。触れた者の心にいつまでも語り続ける、まさに奇跡のような物語でしたね（ここ、灯里風に(^^;) ）

今日の最終回も感動的でした。アリシアさんの結婚も、アイちゃんがウンディーネを目指すのも予想の範囲内でしたが、逆に言えば期待を裏切らない結末。感無量です。こんな作品が３期、４クールに渡ってアニメ化され好評を博す。日本もまだまだ捨てた国じゃないですね(^^;)

以下（第３期のみだけど）先週までの一言感想をまとめました。

キミキス pure rougeの放映が終わりました。（私はチバテレビで見てました。以下、ネタバレあり）

面白かったです。素晴らしい作品でした。私は原作のゲームをプレイしてはいませんが、やはりよくあるマルチストーリー（マルチエンディング）の恋愛シミュレーションなんですよね？ それを元によく１本のアニメとして、これだけうまくまとめ上げましたね。世の中にはマルチストーリーのゲームをアニメ化して失敗している（と感じられる）作品がたくさんありますが、これは成功例の１つと言えるのではないでしょうか。全24話、中だるみなく描ききった脚本に脱帽です。

今日の最終回も最高のデキでした。作画に気合いを感じたし、演出も文句なし。主人公方面のストーリーだけでなく、一輝と二見さんのエピソードに、もう１つクライマックスが用意されていた点も良かったです。個人的には中盤から完全にこの二人に感情移入して見てましたからね(^^;)

まだ３月ですが、今のところこの作品が今年のベストアニメかな。やっぱ最終回のデキはその作品の評価を大きく左右しますよね(^^;)

以下、先週までの一言感想をまとめました。

スカイガールズの放映が終わりました。（私はチバテレビで見てました。以下、ネタバレあり） 面白かったです。間違いなく今年のベスト３に入ってくる作品ですね。まず何よりキャラクターが良かった。主人公から脇役までみんな魅力的でした。ストーリーもバラエティに富んでいてとても良かったと思います。特に終盤、あの展開でシリアス一辺倒にならなかったのは素晴らしいですね。

今日の最終回も、後日談に丸々１話をかけてくれて大満足です。感動的なエピローグでした。新しい候補生を使って、もう１作品作れちゃいそうじゃない？（笑）

以下、先週までの一言感想をまとめました。１話はありません。あの頃はまだ始めてなかったんだね。この作品なら一言じゃなく毎回ちゃんと感想を書いても良かったなぁ。

BLUE DROP ～天使達の戯曲～の放映が終わりました。（私はチバテレビで見てました。以下、ネタバレあり） 素晴らしい作品でした・・・と書きたかったんですが、最終回は微妙でしたねぇ(^^;) かな〜り消化不良です。時間が足りないのは明らかで、話もハッピーエンドとはいきませんでした。ここまで素晴らしかっただけに、画竜点睛を欠くという感じでちょっと残念ですね。でもこの作品って原作は連載中のようですから、こういう形になるのは仕方がないのかな。原作が継続している段階でのアニメ化は難しいですね。

それはさておき、１話の冒頭に出ていた初老の女性は香月さんだったんですね。ツバエル（←凄く好き）とアザナエルはどうやら生き残ったようですが、萩乃はどうなんでしょう。マリは？ ああ、しばらくたってからで良いから、続編をやって欲しいなぁ。

以下、先週までの一言感想をまとめました。フォローしてなかったけど、この物語の時代は90年代みたいですね。あの、あらゆるモノが古臭さいのは演出だったようです。素晴らしい。

コードギアス 反逆のルルーシュの第24,25話を見ました。（以下、ネタバレあり） いやあ、長らく待たされましたが、ついに最終話です。そのかいあって素晴らしいデキでした・・・が、ぜんぜん終わってねぇ！（笑） 続編があるというのは分かっていたことなので、ある程度は覚悟していましたが、ここまで中途半端とは思いませんでした。もう少し区切りのある形にできなかったんですかね。それに、主人公（ルルーシュ）側としてはネガティブな展開ばかりだし、これじゃ23話の終わり方のがマシだよ(^^;)

続編というのはまだどうなるか分かりませんが、できれば今秋からテレビシリーズとしてやって欲しいですね。以前も書いたけど、OVAとか劇場版とかだったら激しく失望です。

DEATH NOTEの放映が終わりました。（以下、ネタバレあり） 私はこのアニメ版以外は見ていませんが、前評判どおり衝撃的な作品でしたね。基本的には誰でも考えつきそうな他愛もない話だけど、それをデスノートという小道具を使って、知的でエンターテインメント性の高い作品としてまとめた作者には脱帽です。後半は少しコンセプトのズレというか、迷いを感じた部分もありましたが（長くしすぎた弊害だよね）それでも最後まで楽しめました。

しかし、どんなに素晴らしい話でも、問題は幕引き。盛り上げるのは簡単だけど、その分、収束させるのは難しくなります。果たしてこの作品、どういうエピローグになるのだろうとずっと気になっていましたが、なんとも賛否両論ありそうな終わり方になりましたね。

実は、先週の話の後、自分なら最終話をどう描くだろうと真剣に考えてみました。その私なりの結論は「この作品は一種のピカレスクロマンであり、視聴者（読者）の月（らいと）への共感が人気の理由であろう。月の野望は視聴者（読者）の願望。したがって、彼が敗れるエピローグはあり得ない」というものでした。

しかし、実際には全く逆・・・。なんだか最後の最後で優等生的というか“悪は滅びる”みたいな終わり方になってしまったのは、ちょっと残念でしたね。月の高笑いのシーンで終わって欲しかったです（笑）

そして私を含め、これを見た視聴者（読者）の多くが思ったでしょう。「自分ならもっとうまくやる」と(^^;)