アーカイブ

げんしけん 8巻

げんしけんの第8巻を読みました。(以下、ネタバレあり) 面白かったです。非常に心地よい内容でした。この巻が最終巻でも良かったんじゃないかと思える読後感ですね。荻上さんのあのハイライトのない暗い瞳に、まさか光が差すようになるとは。何ともいえず感動的です。これって最初から狙っていたんでしょうね。

私はマンガとかアニメに現実逃避を求めるタイプなので、あまりリアリティのある恋愛物語とか見せられても引いちゃうことが多いんですが、前回あたりからのこのラブコメな展開には、そういったリアリティと、娯楽作品であることのバランスがとてもうまいなと感じさせられます。ラブコメっていうのは、やりすぎてはいけない微妙なラインが存在しますよね(^^;)

次は最終巻だそうです。やはり笹原卒業で終わりなのですね。少年誌のマンガのように10巻、20巻と続くのはネタ的に無理なのでしょうが、寂しいですね。

げんしけん 8