月別アーカイブ: 2002年2月

2002.02.18

昨日の続き。まだ終わりません。あと1日かな。髪の毛は大変ですね。根気よくやるしかないです。

ガレージキットの制作代行業というのが珍しくなくなってきましたが、表面処理までやってくれるなんてのも意外と受けるのでは?などと思ってしまいました。いちばん楽しい塗装だけが楽しめる、準モデラー向け(^^;)

2002.02.16

スカートとベストの塗装。今回はこの第三新東京市立第一中学校の制服を塗りたくて、このキットを購入したと言っても過言ではありません。

この制服、デザインもそうですが、スカートとベストの色合いが大きな魅力ですね。私のイメージでは青と緑の中間なんですが、あまり派手だとコスプレみたいになりそうに思えたので(笑)可能な限り地味めに、実物が存在しそうな質感を目指しました。具体的にはフラットブルー(XF-8)にフラットイエロー(XF-3)と少量の白です。とりあえず満足。足を接着して下半身は完成です。

下半身

2002.02.15

ワイシャツ部分の塗装。色は白です。胴体のパーツには最初に肌色を吹いて少し陰影をつけてから白を吹きました。腕は元々肌色が乗っていたのでその上から。最近は白の服、特に肌の上に直接着るものに関しては、ほぼこのアプローチです。白の塗料の隠蔽力の弱さで少しピンクっぽくなるわけですが、それでOKです。完全に白くする必要はないと思っています。ワイシャツは透けますからね。逆にここを真っ白にしてしまうと薄いはずの布がそう見えなくなってしまうので注意しています。よく行われている、白の服に対して青っぽい色で陰影をつけるアプローチは、個人的にはどうも抵抗があるんですよね。あれはイラスト向きの手法だと思っています。

スカートの中の下着の部分にも白を吹きました。ここは完成すればほとんど見えないと思うので適当に(^^;)

腕

2002.02.13

胸のリボンとベースの石の下地処理。ベースの石はまだどういうふうに仕上げるか迷っています。地面も作ってディオラマ仕立てというのも考えたんですが、この石があれば自立するので、あえて地面をつける必要はないかなとも思っています(^^;)

2002.02.12

スカートの下地処理。このパーツは段差がひどいです。1パーツなので抜きに無理があるのかも。お尻のところのスジボリは太すぎるので埋めて掘り直しました。

この原型師さんの作品は、以前に霧島マナを作ったときにも思いましたが、なんていうか表面処理が甘いですね。彫刻刀の刃の痕のようなものがそのまま残っている部分もあって、ヤスリがけしてると自分のミスなのか元々なのか分からなくなってきます(^^;) 各部のモールドにも手抜きが多いです。私が今までに作ってきた他の原型師さんの作品と比べると、明らかに1ランク下と評価せざるを得ません。ポーズとか全体の雰囲気はとてもいいので惜しいです。時間をかければ改善できる部分だと思うので、これは能力云々ではなく努力の問題ですね。才能があるのに努力しないタイプですね(笑)

模型に限らず芸術作品においては、努力だけではどうしようもない自分の限界を感じてからが本当の勝負。それでも上を目指そうとあがいて生み出した作品には独特の躍動感が生まれ、それは多くの人を感動させます。努力すれば簡単にクオリティが上げられるのにそれをしないというのは、初心者の域だと言ってもいいかもしれません。でも趣味としてはそのレベルで満足してしまうのがいちばん楽しいのもまた事実。私もこれについてはまだまだ葛藤があります(^^;)

2002.02.11

胴体の下地処理。ここも気泡が多かったけど、ひととおり処理できました。

最近思うんですが、微細な気泡を見つけるコツは、とにかく明るい照明の下でチェックすることが第一ですね(^^;) あとはいろんな方向から光を当てて見ることかな。パーティングラインもそうですが、ある方向からは全く見えないなんてこともありますからね。