髪の毛の下地処理。まずは巨大な後ろ髪から。パーツの状態がいいので大きいわりには楽でした。

このスーパーセーラーヴィーナスですが、細かいところの配色をどうしようか悩んでいます。資料がまったくないので困っているのです。スーパーじゃないやつならネット上にたくさんあるんですが、どこか絵を見られるところないですかね？ 特に肩の透明パーツの部分が、元ネタでどうなっているのか知りたいんです。シースルーの布みたいな感じなのでしょうか。情報求む！

スカート、セーラーの襟、肘のオレンジ部分の塗装。色はフラットイエロー（XF-3）にフラットレッド（XF-7）ですが、混合率の違う２色を色味を見ながら吹き重ねました。肘はゴムみたいに見えないように薄めに、襟は厚手の生地っぽく濃いめに、スカートは軽やかな感じを出したかったので少し陰影にメリハリをつけて塗りました。とりあえず満足いく仕上がりになりました。それにしてもやはりオレンジは鮮やかな色ですね。肌をいつもより赤めにしておいて正解でした。胴体と下半身は接着しました。ところで、このキットは胸元がなかなか良いです(^^;) ここもセーラー戦士の魅力の１つですね（笑）

スカートの下地処理。今まで作ってきたキットは、ほぼ例外なくスカートの裏側の仕上げが雑でした。ほとんど見えない部分ということで表面処理に時間をかけていないのでしょうね。ところが、このキットのスカートは裏側までとても綺麗に仕上げられていて驚きました。ほとんど表と同じです。原型師さんのこだわりが感じられますね。

下着（セーラー戦士はレオタードのようなボディスーツなのでスカートの中は下着ではないという説がありますが便宜上そう呼びます）と服の白い部分の塗装。色は普通に白です。足は接着しました。今回の肌は、なかなか良い色に仕上げられたのではないかと思います。他の色を塗ってみないと本当に良い色なのか判断できないんですよね。このくらいまで色がついて、やっと自信が持てます(^^;) バランス的にはハイヒールはもう少し濃くてもよかったかな。ウェザリングするか…。

ハイヒールの塗装。色はフラットイエロー（XF-3）にフラットレッド（XF-7）です。先日の日記で、どうせ作るならブーツよりハイヒールのほうがいいとか書きましたが、このハイヒールのマスキングはブーツに比べたら思いっきり大変ですね(^^;) やっぱりブーツもいいかもしんない（笑）足首のアンクレット(?)は違う色（質感）にするかどうか迷ったのですが、遠目にはサンダルの一部っぽく見えるので同じにしました。実際これは継ぎ目もないので、どうやって装着してるのか謎です。まあ、セーラー戦士は変身するという設定なので何でもアリなんですけどね。

塗装を開始。今日は肌の部分です。今回はいつもより意識して赤味をおびた色にしてみました。

以前の日記でも何度か、肌はまだらに仕上げるのが良いと書きましたが、自分なりに納得いく理由を見つけました。例えば網タイツを例に取ると分かりやすいです。網タイツの網の目は均一ですが、足は曲面なので前方から見たときはサイドの部分の網は詰まって見えます。これが濃淡となって色っぽい脚線美を演出しているわけです。更に重要なのは、この効果がどの角度から見ても崩れないという事実です。まだらに塗装した足も同じことが言えるのではないでしょうか。これはリアル云々じゃなくて、いかに色気のある肌に見せるかという意味で効果的だと思います。でもフィギュアの塗装でこんなこと考えてるのは私だけだな(^^;) なんか書いてて我ながらすごい変なヤツに思えてきた（笑）

頭部と胴体。襟のラインのモールドは削りました。綺麗なモールドだったので迷ったのですが、やはりないほうがマスキングしやすそうなので。肌のパーツはこれで終わりなので、ぼちぼち塗装も始めます。

両腕。このセーラー戦士たちの肘や肩の部分にある、蛇腹というか掃除機のホースみたいな部分は、どう解釈したらいいんでしょうか(^^;) 素材感がよく分からないんですが、手袋と一体になっているということはおそらく柔らかいんですよね。布なのかビニールみたいな素材なのか。謎だ…。

左足の続きと右足。だいたい終わりました。セーラー戦士の魅力はなんだろうと考えてみたのですが、やはり大胆に露出した足でしょうか。（結局それかい(^^;)） 特にこのヴィーナスとマーズはハイヒールということで、露出度が高いです。ブーツもいいのですが、どうせ作るならこっちですかね（笑） ショートカットの好きな私としてはマーキュリーも捨てがたいのですが、声や性格まで含めるとヴィーナスがいちばん好きかな。まあ、ルックス的にはサターンがいちばんだけど(^^;)