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2001.09.02

下着の塗装。今まで白の下着の塗装はどうも苦手でした。薄い布地の質感がなかなか出せなかったからです。なるべく真っ白にしたくて必要以上にベタっと塗りすぎていたのが原因でした。考えてみれば白という色の隠蔽力の弱さは、何も塗料だけの話ではなく、布地だって一緒なんですよね。肌色サフを使っているのだから、少しくらい下地の色が残っても気にする必要はないのです。

その色がどう見えるかはそれ自体の絶対的な色ではなく、他の色とのコントラストで決まるということは分かっていたつもりなのですが、まだまだ変な思いこみがあるようです。色彩感覚を磨くことが模型制作においてとても大事だなと思う今日この頃です。

下着