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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 最終話

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。の放送が終わりました。(以下、ネタバレあり) 素晴らしい作品でした。実は1話を見たとき、いわゆる“泣ける話”であることは明らかだったので、ちょっと苦手かもと警戒しました。私は基本、笑える話が好きですからね。 しかし、これはそんな苦手意識を忘れてしまえるほどクオリティの高い作品で、何話か見るうちすっかり魅了されてしまいました。

全11話と短かったけど、今日の最終回も悪くなかったと思います。これだけ期待してしまうと、どんな結末でも100%の満足はあり得ませんが、それでもかなりいい線いってたんじゃないでしょうか。最後のかくれんぼも良いアイデアだったし、全員が思いを吐き出し、そして未来へと歩んで行ける、前向きなエピローグだったように思います。これで満足です。

キャラクターも、この作品の魅力の1つでしたね。泣ける話とはいえ、コミカルなシーンも多かったです。そもそも、幽霊なのに幽霊らしくないめんま自体が愉快な設定だったし、ラブコメ要素も意外とありました。そのあたりは思いっきりストライクゾーンで、楽しませてもらいました。個人的には、あなるが好きでしたね。お色気満点(死語)だけど決して美人ではないという感じが絶妙。そしてこのあだ名(笑) 戸松遥さんも好演していたと思います。一方、パーフェクトな美人のつるこも良かったですね。でも髪は切らないほうが良かったなぁ。他も、男性陣も含めて皆それぞれ魅力的でした。

ちなみに、この物語の舞台となっている秩父は、個人的にちょっと縁のある街で、これまで何度も訪れたことがあります。知っている場所もいくつか登場していました。聖地巡礼なんてするほどアクティブな性格じゃないけど、知っている場所がアニメで描かれるというのは良いものですね。そう遠くない未来に、また足を運んでみたいと思っています。

以下、先週までの一言感想をまとめました。

感想
#1 良い感じだけど、こういう悲しい話は苦手だな
#2 あなる(笑)は良かった。戸松遥さんも好演
#3 苦手な部類の作品なんだけど、切なくて感動的
#4 やはり切なくて、どことなく芸術的な作品だね
#5 やっぱり、あなるが良い。つるこも悪くないね
#6 今回も良かった。もう間違いない。◎に昇格だ
#7 今回も良かったけど、ラストシーンの引きが…
#8 久々にアニメ見て泣いた。本当に素晴らしいね
#9 今回も良かった。今更だけど、ED曲も良いね
#10 このままじゃみんな不幸なままだ。どうなる?