あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。の放送が終わりました。（以下、ネタバレあり） 素晴らしい作品でした。実は１話を見たとき、いわゆる“泣ける話”であることは明らかだったので、ちょっと苦手かもと警戒しました。私は基本、笑える話が好きですからね。 しかし、これはそんな苦手意識を忘れてしまえるほどクオリティの高い作品で、何話か見るうちすっかり魅了されてしまいました。

全11話と短かったけど、今日の最終回も悪くなかったと思います。これだけ期待してしまうと、どんな結末でも100%の満足はあり得ませんが、それでもかなりいい線いってたんじゃないでしょうか。最後のかくれんぼも良いアイデアだったし、全員が思いを吐き出し、そして未来へと歩んで行ける、前向きなエピローグだったように思います。これで満足です。

キャラクターも、この作品の魅力の１つでしたね。泣ける話とはいえ、コミカルなシーンも多かったです。そもそも、幽霊なのに幽霊らしくないめんま自体が愉快な設定だったし、ラブコメ要素も意外とありました。そのあたりは思いっきりストライクゾーンで、楽しませてもらいました。個人的には、あなるが好きでしたね。お色気満点（死語）だけど決して美人ではないという感じが絶妙。そしてこのあだ名（笑） 戸松遥さんも好演していたと思います。一方、パーフェクトな美人のつるこも良かったですね。でも髪は切らないほうが良かったなぁ。他も、男性陣も含めて皆それぞれ魅力的でした。

ちなみに、この物語の舞台となっている秩父は、個人的にちょっと縁のある街で、これまで何度も訪れたことがあります。知っている場所もいくつか登場していました。聖地巡礼なんてするほどアクティブな性格じゃないけど、知っている場所がアニメで描かれるというのは良いものですね。そう遠くない未来に、また足を運んでみたいと思っています。

以下、先週までの一言感想をまとめました。

STAR DRIVER 輝きのタクトの放映が終わりました。（以下、ネタバレあり） 素晴らしい作品でした。第1話を見たときから名作の予感がしていたのですが、期待を裏切らぬ全25話でした。ロボット物、学園物、ラブコメ＆萌え要素、様々な魅力のある大作でしたね。昔の子供向けヒーロー物を思わせる狙いすぎな各種演出も、うまく現代風にアレンジされていて、マニアックな層にも受ける要因となったのではないかと思います。

今日の最終回も大満足です。前回までの割とのんびりした展開から、それほど大団円的なエピローグは期待していなかったのですが、良い意味で予想を裏切られました。綺羅星十字団の負の面は全てヘッドに押し付けてしまったのが良かったのかもしれませんね。ちゃんと最後の封印まで解かれたのも期待どおりで満足です。

序盤からこの作品の魅力の１つであった様々な謎については、少し消化不良なところも残りましたね。サイバディとは何だったのか、繰り返してきた歴史、そして綺羅星の本当の目的、部長＆副部長は何者だったのか、多少の説明はありましたが、曖昧なところがかなり残ったように思います。まあ、後日談もなかったし、絶対的に時間が足りませんでしたね。

キャラクターも凄く多かったけど、個人的にはシモーヌが好きでした。竹達彩奈さん、こういうローテンションな役も良いですね。最後も意外な活躍があって嬉しかったです。他は、委員長や寮長も良いキャラでした。ワコも好きでしたが、ちょっと完璧すぎるヒロインでしたね。早見沙織さんの演技は凄く良かったです。

以下、先週までの一言感想をまとめました。

刀語の放映が終わりました。（以下、ネタバレあり） なかなか凄い作品でしたね。序盤からそのストーリーと独特の語り口に、かなり引き込まれました。話は適度にコミカル、適度にシリアスで絶妙なバランスだったし、何よりキャラクターの台詞が本当にうまいですね。それぞれに独特の言い回しや個性があって面白かったです。

ストーリー的には、中盤は少し中だるみも感じました。変体刀12本というのはちょっと多かったでしょうか？(^^;) 終盤はSF要素も入って再び楽しめるようになりましたが、やはり少し長かったように思います。放映が１ヶ月に１度と変則的だったのも、その原因かもしれませんね。

最終回もハッピーエンドとは言えませんでしたが、それでも私は意外と満足しています。とがめの死など、納得いかないところは少なくありませんが、なんだか不思議な感動がありました。中でも、最後の変体刀12本との戦いは素晴らしかったですね。この展開は予想していなかったけど、見た後では、これ以外の話はないなと思わせる王道的な結末です。とがめを失って豹変した七花もゾクゾクものでした。

最後、七花が否定姫と行動を共にしているエピローグには驚きました。これは賛否両論あるでしょうが、私はアリだと思います。救われた気がするし、個人的に否定姫はかなり好きです(^^;) 戸松遥さんの演技も良かったと思います。

以下、先月までの一言感想をまとめました。

世紀末オカルト学院の放映が終わりました。（以下、ネタバレあり） 最初はこのオカルトってタイトルからちょっと敬遠気味だったのですが、実際に見てみると1話から最終回まで、かなり楽しめました。ストーリーはありがちで、オカルトなネタもあまり趣味じゃないのですが、なぜか面白いんですよね。やはりキャラクターの魅力と、SF設定をはじめとした演出のおかげでしょうか。

そのキャラクターでは、やはりマヤが魅力的でしたね。日笠陽子さんの演技には実力不足も感じましたが、声質的には凄く合っていたと思います。美風さんも良かったです。こちらは茅原実里さんの演技も含めて魅了全開でした。唯一残念だったのは、キャラの服装がいつも同じだったことでしょうか。もっと色々な格好が見たかったです。マヤに至っては幼少時から同じでしたからね。ありえない〜(^^;)

今日の最終回も凝ってました。前回でほぼ決着して、あとは感動的な後日談をと期待していたのですが、まさかの展開でしたね。ハラハラしました。ただ、結局タイムパラドックスも残ったし、マヤと文明の別れについても、ちょっと物足りなかったかもしれません。もっと違う、感動的なエピローグがあったように思います。ま、不満ってほどでもないですけどね。

以下、先週までの一言感想をまとめました。

会長はメイド様！の放映が終わりました。（以下、ネタバレあり） あまり話題になっていないので人気はもう１つだったのかもしれませんが、個人的には文句なしに楽しめた、お気に入りの作品となりました。コミカルな少女漫画は基本、好きですしね。もしかすると、このタイトルで敬遠されたんじゃないかなぁ。

私は何より、ヒロインの美咲が気に入りました。彼女が好きになれるかどうかで評価が分かれるのかもしれませんね。個人的には、やはり真面目で優等生な意地っ張りキャラってのは鉄板。藤村歩さんもハマり役だったと思います。他のキャラでは店長が凄く良かったですね。豊崎愛生さんの、珍しい大人っぽい声も好きでした。

今日の最終回も凄く良かったです。ここのところ特にクライマックスっぽいエピソードはなかったので、このまま割と普通の話で終わるのかなと思っていたのですが、まさかこんな最後が用意されていたとは！ この話はアニメオリジナルでしょうか？ これを見るまでは「2期を希望！」とか思っていたのですが、これはこのまま完全に終わりでも良いのかもしれません。

何はともあれ、素晴らしい作品でした。やはり良いアニメは２クールあると満足感が高いですね。

以下、先週までの一言感想をまとめました。改めて読み返すと、いつになく絶賛してるな(^^;)

ソ・ラ・ノ・ヲ・トの放映が終わりました。（以下、ネタバレあり） 素晴らしい作品でした・・・と書きたいところなのですが、正直いろいろと惜しい作品ですね。なんていうか、1話1話は本当に良いデキなのですが、全体としては、何が描きたいのか最後までよく分からない作品でした。2クールあればまた違ったんでしょうけど、たった12話なのに、設定も含めて欲張りすぎた感じですね。

とはいえ、世界観やキャラクターはかなり良かったし、今日の最終回も素晴らしいデキだったので、心に残る作品となりそうです。もう一度、最初から見直してみれば意外と違った感想になるような気もしているので、近いうちに・・・。

以下、先週までの一言感想をまとめました。

ささめきことの放映が終わりました。（以下、ネタバレあり） 面白かったです。1話を見たときは本格的な(?)百合アニメかと思ってちょっと引いたのですが、2話以降はずっとコミカルでかなり楽しめました。今日の最終回も、しっとりとした良い話で満足です。でも１クールじゃ物足りないですね。2期を希望(^^;)

キャラクターも良かったです。特に純夏は、背が高いのはともかくとして、何気に女っぽくて可愛かったですよね。朱宮君は見る目があります(^^;) 体操着でニーハイとかも反則（笑） 高垣彩陽さんの演技も良かったです。この人はほんと、どんな役をやっても同じ人にならない。相変わらずうまいですね。汐役の高本めぐみさんも、最近ちょっと注目し出してます。

以下、先週までの一言感想をまとめました。

アスラクライン2の放映が終わりました。（私はTVKで見てました。以下、ネタバレあり） １期が終わったときは、コミカルな部分は楽しめたものの、複雑すぎる設定とストーリーについていけなかったなというのが正直な感想でした。

しかし、2期が始まるということで、もう一度最初から見直してみたところ、予想以上に話が理解できて楽しめました。そのおかげか2期はすんなり入れたし、ストーリーも演出も全体的に1期よりパワーアップしていて、毎回楽しみに見ていました。最後も大団円で文句なしです。

キャラクターデザイン的にはあまり好みじゃなかったけど、それでも女性陣はみんな存在感があって良かったですね。それぞれに違った魅力を持っているし、声優さんたちの演技も光っていたと思います。私は朱浬さんが好きだったけど、終盤の成長したニアも凛々しくて良かったです(^^;)

以下、先週までの一言感想をまとめました。話数が続いてるので、いちおう1期から。